
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
部下に指示が通らない…そんな時こそ「間違える前提」で仕組み化しよう!
はじめに:リモートでも対面でも、指示が通らないのは「仕組み化の不備」が原因
「指示しているのに部下が動かない」「言ったはずなのにやってくれない」――そんなお悩み、意外と多く寄せられています。リモートワークや多様な働き方が進むなか、従来のコミュニケーションでは限界があるものです。
そこで今回は、“元国語の先生”でもある塾講師・酒井さんの目線から、「指示を確実に通すための本質的なポイント」をズバリお伝えします。
🔹 指示で一番大事なのは「間違える前提」で動くこと
● 指示ミスは“必ず起こる”と前提にする
100%部下が指示どおり動くわけではありません。特に複数人で動く場合、1人だけ違う解釈をしてしまうケースが必ず出ます。
● 指示が通らないケースに備える
「もし指示通り行動できなかったらどうするか?」をあらかじめ決めておく。
たとえば:
-
チェックリストで未完了者を可視化する
-
定期確認のルールを設ける
-
ミスが出た際のフォロー体制を整える
この「次の手」を仕組み化することで、抜けを防ぐことが可能です。
実践:ルールで仕組み化する指示の設計
● 指示内容そのものより、「ミスの後」の動きを設計する
具体的な指示よりも、「指示がうまく行かなかったらこうする」が大切。
-
チェック役を明確に決める
-
未実施者への通知方法を定める
-
合意を得たフォロー体制を築く
● 指示が細かくできない=アバウトになる部分は避けられない
上司も忙しい以上、すべての指示を完璧に細かく出すのは現実的ではありません。むしろ、アバウトな部分を前提にした補完策が大事です。
🎓 授業現場での経験から学ぶ、仕組み化の効果
-
塾講師として、授業や宿題でミスが絶対に出ることを前提に設計
-
アルバイト講師が多数いても、指示が浸透しミスなくイベント成功
-
指示通りに動けなかったときの救済策を仕組みに組み込んだ結果、スムーズな運営に
この仕組みがあれば、20人規模でも150人のイベントを全員で成功に導くことも可能でした。
よくある「指示の誤り」のパターンと対策
指示の誤りパターン | 改善すべき対策 |
---|---|
指示が曖昧すぎる | 「できなかった時の手順」まで含めてルール化する |
指示が複雑すぎる | 重要なポイントを抜粋したワンページ案内にまとめる |
部下に誤解がある | 受け手が「理解できた」と確認できる仕組みを導入 |
チェック漏れが起きやすい | チェックリストやリマインド機能の導入を検討 |
まとめ:指示は「間違える前提」で設計しよう
-
間違えそうな場面を先読みする
-
ミスが出たときの救済ルートを設計する
-
指示が通らない前提でルール化・仕組み化する
この3ステップで、部下への指示が格段に通りやすくなります。「指示が通らない…」と感じたら、ぜひこの仕組み視点を取り入れてみてください。
無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523