税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです

コラム

猫カフェ 開業

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ビジネスの特徴


猫カフェとは、店内に飼い猫を放し飼いにし、その猫と触れ合う時間を提供する施設で、ドリンクなど喫茶店としてのサービスを提供している業態のことを指します。猫カフェは、一般的なカフェとは異なり、動物愛護法に則り、営業時間は原則20時までとし、22時以降の営業は禁止されています。22時まで営業する場合には、対象の猫が1歳以上であることや、猫の1日の労働時間は12時間以内にすることなど、いくつかの条件をクリアする必要があり、開業後もトイレの掃除や常時換気を行うなど、徹底した衛生管理が求められます。また、開業する場所が動物の入居を許可している物件であることはもちろん、感染症対策や健康管理として、かかりつけ病院、提携獣医師を決めておくことや、ワクチン接種及び健康診断を定期的に実施することも必要です。そして、動物を扱うという事業柄、廃業した場合でも、最後まで責任を持って世話をすることができる環境を整えておくことも重要です。

 

市場トレンド


⑴店舗数は増加傾向

猫カフェの店舗数は、10年で約100倍となり、急激に増加しています。特に、東京都、大阪府、福岡県といった都市部では店舗数が多いです。このような動きとともに2017年以降犬の飼育頭数を上回り、2020年はやや減少したものの増加傾向となっています。

⑵多様化する営業形態

営業形態も従来型の猫カフェから、保護猫を扱い里親の募集をするものや、ペットショップやブリーダーが経営して子猫の販売を行うもの、貸し切りが可能なもの、無線LANを完備しているもの、漫画やゲームが置かれているものなど、様々な特徴を持つ猫カフェが登場しています。環境省から、飼い主による犬猫の適正な管理の推進や殺処分の削減等を目的としたアクションプランが発表されてから、猫の保護活動に積極的に取り組んでいる店舗も増加傾向にあります。

 

開業形態


●個人事業主

●法人の設立

 

許認可


猫カフェを開業する際に必要となる許認可や要件は以下になります。

■動物取扱責任者

第一種動物取扱業の登録に必要な条件の1つで、資格ではなく、条件を満たしていれば取得可能です。都道府県等が開催する動物取扱責任者研修を受講する必要があります。

■防火管理者

防火管理者には、甲種防火管理者と乙種防火管理者の二種類あります従業員を含む収容人数が30人以上になる場合は、どちらかを取得することが必要であり、甲種を取得すれば乙種を取得する必要ありませんが、乙種防火管理者希望の場合は、乙種の講習を受講して取得する必要があります。

■飲食店営業許可、食品衛生管理者

飲食物を製造、販売する場合にのみ必要となります。

■第一動物取扱業の登録

必要な条件を満たし、都道府県の担当窓口に申請します。登録申請書を提出した後、書類審査、施設の検査などを経て、登録証が交付されるもので、5年毎に更新が必要となります。

■動物取扱業の登録

必要な条件を満たし、都道府県の担当窓口に申請し、定期的に更新が必要があります。

 

上記のような許認可が必要になるため、どのような業態で行うのかによって必要となる許認可を確認することが重要です。

 

開業ステップ


①事業計画の立案

②資金調達

③立地調査・開業場所の選定

④物件契約・諸契約

⑤施設準備

⑥宣伝広告

⑦開業

 

開業資金


猫カフェの開業に必要な資金は、店舗の立地や規模、業務形態によっても大きく変化しますが、猫カフェ開業に際しては、猫がストレスなく過ごせる環境を整備することが必要です。価格は、猫の購入費で200万円前後(保護猫の場合は費用はかかりません。)、物件に関しては、事務所棟賃貸料、工事・設備設置費用、広告宣伝費用などがかかるため、初期投資額は、1700万円前後が予想されます。

具体的な金額を把握するためには、市場調査を行い、必要な設備やサービスのリストアップ、見積もりの取得を行うことが重要です。また、資金計画を立てる際には、開業後の運転資金も考慮に入れ、予備資金を確保しておくことも大切です。必要な場合は、金融機関の融資や助成金、補助金を活用できるかもしれません。

事業計画の作成や面談対策、融資の受け方など、融資に関することなら、弊社の「元日本政策金融公庫支店長の多胡」と「元金融機関融資担当の小峰」を中心とした「実績豊富な融資コンサルタントチーム」が全面的にサポートします。

 

会社設立


東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。

①申請書類の作成
※申請書類は都庁で購入できます。
②免許申請
※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。
③審査
④許可

その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。

弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。

 

収益モデル


開業にあたっては、店舗の立地や業態、規模などの特性を踏まえて、売上の見通しを立てる必要があります。

まずは、弊社の事業計画書フォーマットを参考にして作成してみてください。

以下のリンクからダウンロードできます。

 

最後に


以上が猫カフェとして開業する際の全体像になります。

最後まで見てくださったみなさんはこう感じたのではないでしょうか?

猫カフェの開業って意外と手間がかかる‼

猫カフェは、サービスの質や専門性が求められるため、どんな形態で開業するか決めるのも一苦労です。
特に都市部では競争が激しくなってきており、事業をスタートさせても、しっかりとした計画や差別化がなければ、すぐに市場から取り残される恐れがあります。
そのため、ターゲットとする顧客層のニーズや、地域の特性、競合との差別化などを考えながら、柔軟にサービス内容を調整していかなければなりません。

しかしながら‼

弊社には、税理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、元金融機関の営業担当、補助金コンサルタントといった幅広い専門家が在籍しているため、みなさんの不安を解決することができます。
お客様の今後のビジョンを踏まえて、幅広い視点からご支援いたします。
弊社では無料の相談を行っていますので、開業に関して不安がある方はお気軽にご相談ください。

 

フリーダイヤル 0120-335-523

お問い合わせ

 

関連記事

新着コラム

  1. Youtubeに動画を投稿しました。
  2. Youtubeに動画を投稿しました。
  3. Youtubeに動画を投稿しました。
  4. Youtubeに動画を投稿しました。
  5. Youtubeに動画を投稿しました。
ダウンロードはこちら
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
V-Spirits総合研究所株式会社
インボイス・電子帳簿保存法 Q&A
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spirits Group SDGsの取り組み
V-Spiritsグループ Instagram
脳卒中フェスティバル

他社広告欄

クラウドPBX