
定年後起業の落とし穴|元職場依存だけでは危険な理由とは?
みなさんこんにちは!
V-Spiritsグループ代表で、
起業コンサルタント(R)の中野裕哲です。
メディア取材をはじめ、
「お話してほしい!」
というニーズが高い、起業の失敗談
についてお話してきました。
今回のテーマ:「定年後起業の落とし穴」
今日お話するパターンとしては、
「定年後起業の落とし穴」
というお話です。
ありがちなパターン:元職場向けコンサル起業
例えば
定年退職後、元職場に対してコンサルテーションを
行う前提で起業するケースがあります。
たしかにこのケースの場合、
最初からお客様が確定しているため、
ある意味、「安全に」起業できる
パターンだといえます。
理想的な人生の後半戦のように見えるが…
定年後、嘱託再雇用で元の給料の4割とかに
減額されて雇用される。
それに比べれば、プロとして
若手社員に「技の伝承ができる」生き方であり、
自分が培ってきた知識経験が
そのまま世の中に役立つわけですから、
残りの人生の過ごし方としては理想かもしれません。
唯一の落とし穴:「人脈の更新」がされていない
このケース、一点だけ問題があります。
それは
定年後、自分にコンサルを発注してくれていた
役職者達だって年老いていくことです。
10年後、決裁者は若手に変わっている
つまり、10年経った後、
自分が人間関係を構築していない若手世代が
決裁者になっている可能性が高いということです。
リスク分散:販路の拡大を早めに始めよう
だとすると、元の職場以外にも
徐々に販路を広げていく
という発想が大事になってきますね。
なんでも一点集中は危険
だということです。
参考にしていただけましたら幸いです。
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この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。