
競合の価格を見て値下げするのは危険?価格戦略で陥りがちな落とし穴とは
こんにちは!
いつもありがとうございます。
V-Spiritsグループ代表で、
爆アゲ税理士 中野さんです。
価格設定の基本5要素を再確認
起業や新規事業における
ビジネスモデル構築。
価格の決め方の続きです。
モノやサービスの価格を決めるときには
以下の5つの要素を検討するのが基本中の基本です。
- 自社コスト →原価構造
- 顧客受容性 →ターゲット層の予算感や値頃感
- 競合戦略 →競合他社の価格との比較
- ブランディング →自社が高いか安いかのイメージづけ
- 提供価値との適合 →満足と価格とのバランス
競合戦略の続き:調査と判断の注意点
(3)競合戦略の話の続きです。
競合価格の調査方法
価格面で競合と比較するには
Webで調査するのが一番早いですよね。
Google検索してみれば、
どんな業種でも口コミ含め、
だいたいの価格は掴めるものです。
値下げ判断の落とし穴
ここで起きがちな問題は
他社の価格より、極端に下げれば業績が上がるだろうという考え方です。
例えば、Google検索をして
1ページ目にくるような競合は
極端な値下げをして、薄利多売を画策している可能性もあります。
こちらがそれをまともに受け取って
それより1円でも安く提供しようと考えたとき
赤字が発生する可能性が生じてきます。
競わない相手を明確にする
肝心なのは、
こんなスタイルの商売を行っている競合他社とは競うけど、
あんなスタイルの商売を行っている競合他社とは絶対に競わない
そういうルールを持つことです。
「自社コスト」を再確認する
(1)自社コスト →原価構造
ここの話を思い出すべきです。
安売りは営業力不足の証にもなる
なんの工夫もなく、ただ値段だけを下げる経営スタイルでは
営業力が無いという証左になってしまいます。
ただ、そこに戦略があるのなら、話は別です。
次回に続きます
次回、また詳しくお話しします。
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