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セルフレジ導入で使える補助金を徹底解説!人手不足解消と業務効率化を実現する方法
はじめに
こんにちは。税理士・行政書士・中小企業診断士の中野裕哲です。
最近、スーパーや飲食店などで一気に普及が進んでいる「セルフレジ」。利用者からすると「早くて便利」、事業者からすると「人手不足対策になる」という大きなメリットがあります。
しかし、いざ導入を検討すると気になるのがコストの問題。数百万円から数千万円に及ぶ投資が必要なケースもあり、「導入したいけど資金面が不安…」という経営者の声をよく耳にします。
実は、この セルフレジの導入に使える補助金 が複数存在します。今回はそれらを分かりやすく整理してご紹介します。動画ではさらに具体的な事例や申請の流れも解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
セルフレジ導入に活用できる補助金一覧
1. IT導入補助金
「セルフレジってハードウェア(機械)なのに、どうしてIT導入補助金が関係あるの?」と思われる方もいるでしょう。
実は、セルフレジの導入は ソフトウェアとの組み合わせ が前提になるケースが多く、ここでIT導入補助金が使えるのです。
ポイント
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インボイス対応やDX化の観点から優遇枠あり
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ソフトウェア導入とセットならセルフレジも対象に
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単体の機械導入では難しいが、アプリケーション導入と一緒なら可能性大
想定補助額
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最大450万円程度(枠によって変動)
2. 省力化補助金
2023年から始まった新しい制度で、まさにセルフレジ導入のために用意されたといっても過言ではありません。
特徴
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「人手不足解消」を目的とした設備投資に使える
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公式カタログに掲載されている機械装置が対象
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セルフレジや自動券売機なども明記されている
想定補助額
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中小企業:最大1,000万円前後
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小規模企業:300~400万円が目安
「機械だけ導入したい」という場合にはこの省力化補助金が最も使いやすいでしょう。
3. 小規模事業者持続化補助金
「広告や販促と組み合わせてセルフレジを導入したい」という事業者にはこちら。
特徴
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小規模事業者(従業員5名以下、製造業は20名以下)が対象
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「販路開拓+生産性向上」の取り組みならセルフレジ導入も可能
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計画次第で「セルフレジ導入=販路拡大につながる」と説明できれば対象に
補助額
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通常枠:50万円
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特別枠(インボイス対応など):200万~250万円
比較的スモールな投資でセルフレジを導入する場合におすすめです。
補助金の使い分けの考え方
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ソフトウェアと一緒に導入する場合 → IT導入補助金
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ハード(機械)だけ導入したい場合 → 省力化補助金
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広告や販促も同時に取り組みたい場合 → 持続化補助金
自社の状況や目的に応じて、この3つを使い分けるのがベストです。
セルフレジ導入がもたらすメリット
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人手不足解消
従業員採用が難しい時代、セルフレジは即効性のある解決策です。 -
業務効率化
レジ作業を効率化することで、従業員は接客や商品補充など付加価値の高い業務に集中できます。 -
顧客満足度の向上
「並ばなくていい」「自分のペースで会計できる」という顧客メリットも大きく、リピーター増加にもつながります。
申請の際に注意すべきポイント
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必ず導入前に申請する(後から申請は不可)
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対象機器かどうかを確認する(特に省力化補助金はカタログ掲載品が必須)
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計画書の説得力がカギ(「セルフレジ導入=生産性向上」「販路拡大につながる」と説明できることが重要)
まとめ
セルフレジ導入は「人手不足解消」「業務効率化」「顧客満足度向上」と三拍子そろった投資です。しかしコスト負担が大きいため、補助金を上手に活用することが成功のカギになります。
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ソフトウェアも一緒に導入 → IT導入補助金
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機械だけ導入 → 省力化補助金
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広告・販促と一緒に導入 → 持続化補助金
動画ではさらに、実際の採択事例や「どの補助金を選ぶべきか」の判断基準も紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
フリーダイヤル tel:0120-335-523