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「増加運転資金」って聞いたことありますか?売上UPに潜む“資金の谷間”を乗り越える方法
起業や事業運営をされている皆さん、こんにちは。今回は、「売上が好調なのに資金が回らない…?」という現象を乗り切る知恵――ズバリ「増加運転資金」について、やさしく解説いたします。中野裕哲風の丁寧で親しみやすい語りで、あなたの事業に寄り添いながらお伝えしますね。
まずは基本を押さえよう:運転資金って何?
売上=入金、仕入=支出…は、間違いです!
たとえば、街のチョコレート屋さんで、子どもが100円払って即チョコを受け取る…という現金商売なら、確かに「売上=入金」です。
けれど、ほとんどの企業では
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売上は請求後、翌月末に入金
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仕入れは発注当月、あるいは翌月に支払い
という“発生主義会計”が基本。
このズレが「資金繰りのカギ」になるわけです。
事例で考えてみましょう:鰹節販売業者の資金の流れ
ある鰹節屋さん、
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4月:売上100万円(引き渡し完了)、仕入80万円
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5月末:顧客から100万円入金
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4月末:さっそく仕入先へ80万円支払い
この場合、4月時点では“お金が足りない状態”になりますね。入金は5月、でも支払いは4月。
まさしく「資金ショート」です。
この“お金が足りない部分”を補うのが、「運転資金」。
そして、「売上が増えて支払も増えるが、回収タイミングは同じ」という状況が発生したとき、その追加分を補うのが…
それが、「増加運転資金」です!
たとえば、営業が成功して10月の売上が3倍になったとします。
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売上300万円(仕入は240万円に増加)
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入金は11月末
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支払いは10月末 …となると、240万円分の資金ショート!
このとき使えるのが「増加運転資金」と呼ばれる融資。「売上好調だからこそ、一時的にお金が足りない」そのタイミングに、金融機関が前向きに支援してくれる融資です。
なぜ金融機関は“増加運転資金”に前向き?
これは非常に重要な視点です。
「売上が上がり、取引も拡大している状態で、お金に困っている…」
こんなケースに対して、金融機関はむしろ“応援したい”と思うものです。なぜなら、
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返済見込みがしっかりしている
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事業が拡大基調にある
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企業としての成長が明確に見える
こうした実績や期待を前提に、一時的な資金繰りを助ける――これは「付き合いたくなる事業者」ですよね。
資金繰りを制する者が、事業を制する
“売上が伸びると資金が足りない”は、実はチャンス!
あなたの事業が好調であればあるほど、資金繰りの見直しが必要になるのは実は自然なこと。ここで適切な資金手当て(増加運転資金など)を行えるかどうかが、事業の成長スピードを左右します。
気づいたらすぐアクション!
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売上が増えたら、入金と支払いのタイミングのズレを確認
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月末に一時的な資金不足が予見されるときは、早めに金融機関へ相談
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増加運転資金などの一手を用意しておくと、事業は滑らかに進む
まとめ:増加運転資金とは何か?を明確に理解しておきましょう
項目 | 内容 |
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運転資金 | 売上のタイミングと支払いのズレを補う資金 |
増加運転資金 | 売上増加によって、支払いも増え、資金不足が生じる状況の補填資金 |
意義 | 事業成長期に発生しやすい一時的な資金ショートを回避し、成長を後押しする支援 |
ズバリ言います。
「売上好調こそ、資金管理のチャンス。増加運転資金を知っておくことが、事業の安定成長を支える力になります」
無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523