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日本政策金融公庫の創業融資面談で落ちる人の共通点3つ|失敗しないための実践ポイント
はじめに
創業融資を受けたい!と思った時に、多くの方がぶつかる最大の壁が 日本政策金融公庫(通称:日本公庫)の面談 です。
事業計画書をしっかり書いたつもりでも、面談で失敗してしまい「融資が通らなかった…」という相談を非常に多くいただきます。
本記事では、元金融機関出身の経験を踏まえながら、 「創業融資の面談で落ちる人の共通点3つ」 を整理し、どうすれば合格に近づけるかを具体的に解説していきます。
これから創業融資を受けたいと考えている方にとって、必ず役立つ内容になっています。
創業融資における「面談」の位置づけ
まず押さえておきたいのは、 面談は単なる形式的なやり取りではない ということ。
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事業計画書に書かれた内容を「自分の言葉」で説明できるか
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担当者に「この人に融資して大丈夫だ」と思わせられるか
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信頼感や誠実さが伝わるか
こうしたポイントが融資可否に大きく影響します。
書類だけでは伝わらない「人柄」や「覚悟」が試されるのが面談です。
創業融資の面談で落ちる人の共通点3つ
1. 質問に答えられない・はぐらかす
最も多い失敗がこれです。
担当者からの質問に対して、
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「まあ分かるでしょう」
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「それはちょっと難しいんで…」
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「詳しくは言えません」
といった曖昧な返答をしてしまうケース。
例えば「通帳を見せてください」と求められたのに「それは難しい」と拒否する、資金の出どころを聞かれて「親戚から借ります」で終わらせてしまうなど。
これは担当者からすると「不明点が解消されない=リスクが高い」と見なされます。
👉 ポイント
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出せないものは「なぜ出せないのか」を説明する
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曖昧にせず、可能な限り具体的に答える
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資金や数字については特に正直に
2. 感情的になってしまう
面談は時に突っ込んだ質問をされることもあります。
「そこまで聞かなくてもいいじゃないか」と思うこともあるでしょう。
しかし、その場で感情的になり、
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「そんなこと聞く必要ありますか?」
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「もう話したくありません」
といった態度を取ってしまうと、一気に信頼を失います。
金融機関の担当者は「この人に貸して返済してもらえるか」を必死に見極めています。
そこで感情的になるのは「冷静さに欠ける」「経営者として不安」と判断されかねません。
👉 ポイント
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面談担当者も「仕事で聞いている」ことを理解する
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感情を抑え、淡々と答える
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「伝えるべき相手はこの人しかいない」と割り切る
3. 難しい言葉・カッコつけた言い回しを使う
事業計画書を作る際に、つい横文字や専門用語を多用する方がいます。
しかし、それをそのまま面談で使ってしまうと、担当者に伝わらないことがあります。
担当者は専門分野の人間ではなく、金融の人間です。
AI、ブロックチェーン、SaaS、DX…などの専門用語を並べても理解できず、逆に「この人は分かりやすく説明できない」とマイナス評価になることも。
👉 ポイント
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「中学2年生に説明して伝わるか」 を意識する
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難しい用語はかみ砕いて説明する
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「自分の言葉」で語ることが最も重要
創業融資面談を突破するための心構え
以上の3つの失敗パターンを踏まえると、突破のカギは以下です。
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誠実に答える
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曖昧にせず、分からないことは「分かりません」と正直に伝える
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冷静さを保つ
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感情を抑え、質問には落ち着いて答える
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わかりやすく説明する
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専門用語は避け、シンプルな言葉で伝える
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面談担当者も、最終的には「この人なら返してくれる」と信頼できるかを見ています。
ですから「熱意+現実的な説明」が大切です。
まとめ
創業融資の面談で落ちる人の共通点は、
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質問に答えられない・はぐらかす
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感情的になってしまう
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難しい言葉・かっこつけた説明をする
この3つに集約されます。
逆に言えば、
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誠実に答える
-
感情を抑える
-
分かりやすく説明する
この3点を守れば、面談突破の可能性はグッと高まります。
初めての融資申請は緊張して当然です。
不安な方は、事前に専門家と模擬面談をして慣れておくこともおすすめです。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523