税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです

コラム

協業で売上アップ!実例から学ぶ協業戦略の極意

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

協業とは?成功するための秘訣と注意点を徹底解説

ズバリ言います。協業は、起業家・小規模事業者にとって、大きなチャンスを生み出す戦略です。しかし、やり方を間違えると、せっかくの努力が水の泡になってしまうこともあるのです。起業家にとっては、「自分一人で全てをこなす」ことが当たり前になりがちですが、実際には限界があります。時間、人脈、資金、ノウハウ──すべてが限られた資源です。だからこそ、他の事業者と手を組む「協業」という選択肢が生まれるのです。

私はこれまで、税理士・行政書士・社労士・FPとして、起業家や経営者の皆さんを「まるごと起業支援」という形でサポートしてきました。資金調達から許認可、マーケティング、人材採用まで、まさに起業の現場に深く入り込み、数多くの協業の実例を目にしてきました。今回はその実務経験から、協業の成功のコツと注意点について、わかりやすく解説します。

協業とは何か?その基本的な考え方

協業とは、ビジネス上の目的を共有する2者以上の事業者が、それぞれの強みを活かして共に成果を上げようとする取り組みです。例えば、集客が得意なA社と商品開発が得意なB社が協力すれば、「集客力×商品力」で相乗効果が生まれます。つまり、単なる業務委託や外注とは違い、「目的を共有したパートナー関係」であることが重要なポイントです。

たとえば、こんなケースが挙げられます:

  • WEB制作会社とコンサル会社が、集客から制作までをワンストップで提供
  • 弁護士と税理士が、企業法務と税務を総合的に支援
  • 飲食店と農家が、食材のブランディングでコラボレーション
  • 美容師とエステティシャンが共通の店舗でサロンを運営
  • オンライン講師と映像制作業者が動画スクール事業で連携

協業がもたらすメリットとは?

協業のメリットは次の通りです:

  • 顧客満足度の向上:トータルな価値提供が可能。お客様の「不満の声」を拾い上げ、他の事業者と組むことでニーズを満たす。
  • コスト削減:人材やインフラの共有により、重複コストを減らせる
  • 新しい市場への進出:お互いの顧客基盤を活用し、新たなマーケットを開拓
  • 信用力の向上:他業種との連携が信頼感を生み、受注率のアップにもつながる
  • リスク分散:単独よりも失敗のリスクを抑えやすい

成功する協業のポイント

ここが重要です。協業をうまく進めるためには、以下のポイントを押さえてください:

  • 目的と役割の明確化:「何のために一緒にやるのか」を明確に。ゴールが共有されていないと、途中で方向性がズレてトラブルに。
  • 契約書の整備:口約束はNG。出資比率や利益配分、業務範囲などを明記した契約書を必ず交わしましょう。
  • 価値観の共有:スピード感、クオリティの基準、仕事に対する姿勢など。理念が合わないと、細かいところで摩擦が生じます。
  • 情報の共有と守秘義務:業務上知り得た情報は機密扱い。守秘義務契約(NDA)を取り交わすことも大切です。
  • 小さく始める:いきなり大きな協業に踏み切らず、まずは小さなプロジェクトでお互いの相性を確かめるのがオススメです。

協業で注意すべきリスクと対策

協業にはリスクもあります。以下の点には要注意です:

  • 責任の所在:契約上の責任範囲が不明確だと、トラブル時に揉めやすい。書面に落としておくことが重要です。
  • 利益配分:売上の分け方、経費の負担割合を事前に取り決めておく
  • 顧客対応の質:パートナーの対応が悪いと自社のブランドにも悪影響が及びます。信頼できる人としか組まないという覚悟も必要です。
  • 契約解除の条件:円満に終えるためのルールもあらかじめ設定しておきましょう。

中野裕哲流・協業成功のヒント

最後に、私自身が協業で成功してきた秘訣をシェアします。実際、私は行政書士や司法書士、デザイナーやマーケターなどと協業して、数々のプロジェクトを成功に導いてきました。以下がそのコツです:

  • 価値観が合う相手としか組まない──違和感を感じたら初期段階で見送る勇気を持つ
  • お互いの専門性に敬意を払う──「自分が一番」だという考えは成功の妨げになります
  • 小さなプロジェクトから試してみる──実績が積み重なると信頼関係も強くなります
  • 契約書は、あいまいにしない──法的な裏付けは協業成功の土台

協業に興味を持った方へ

協業を検討されている方、実際に誰とどう組めばいいか悩んでいる方は、ぜひご相談ください。私の事務所では、協業相手のご紹介、業務提携契約書の作成、パートナー選定の助言など、ワンストップで支援可能です。

「協業をしたいけど誰と組めばいいかわからない」「契約書の作り方がわからない」──そんなお悩みもお気軽にお話しくださいね。成功する協業のカギは、最初の一歩を間違えないことです。

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

関連記事

新着コラム

  1. ...
  2. ...
  3. ...
  4. ...
  5. ...
ダウンロードはこちら
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
嶋田大吉ブログ
V-Spirits総合研究所株式会社
インボイス・電子帳簿保存法 Q&A
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spirits Group SDGsの取り組み
V-Spiritsグループ Instagram
脳卒中フェスティバル

他社広告欄

クラウドPBX