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創業融資の第一歩!創業計画書、こう書けば通る!
こんにちは、中野裕哲です。今回は創業を目指すあなたに「創業計画書」の書き方のポイントを、動画内容をベースに、ズバリお伝えしてまいります。
特に今回は、日本政策金融公庫(通称「日本公庫」)に提出する計画書。これ、創業融資においては“関門”と呼ばれるくらい重要なんです。でもご安心ください。正しく書けば、怖いものではありません!
【はじめに】創業計画書ってなに?
創業計画書とは、いわば「これからやろうとしている事業の青写真」です。
公庫側の審査官は、この1枚(もしくは数枚)を見て、あなたの人柄、熱意、ビジネスの将来性まで判断していきます。だからこそ、思いと構想を「伝わるかたち」で書くことがカギになるんです。
今回の動画では、公庫面談に同席することも多い、起業支援のプロが、創業計画書(左半分)について丁寧に解説されています。
では、具体的に見ていきましょう!
【第1のポイント】創業の動機は「未来への情熱」で語る
まずは「創業の動機」。ここでやってはいけないNG例があります。
ズバリ、「会社が嫌になったから」「辞めざるを得なくて」はNG!
なぜか?それは、審査官に「この人、本当にやりたくて始めるのかな?」と疑念を抱かれてしまうから。
◎【良い例】
「昔からこの事業に関心があり、経験を積んで独立したいと考えていた」
「この商品・サービスを社会に広げていきたいという想いがあった」
つまり、創業の動機は「夢」や「社会貢献」をベースに、前向きな言葉で語ること。これが第一の突破口になります。
【第2のポイント】経営者の略歴は「関連性と実績」で勝負
次に、あなたのこれまでの経歴。ここでもポイントがあります。
ただ羅列するだけではなく、「創業動機とつながる略歴になっているか」が大切です。
たとえば、飲食店を開きたいのに、全く調理経験がないと信憑性に欠けますよね。
◎【理想】
・どこで何を何年経験したのか
・取得資格(調理師、美容師、宅建など)
・関連スキル(ITスキル、営業経験など)
実務経験が浅くても、勉強や準備、サイドでやっていたことなどをアピールすればOK!正直に、でも戦略的に書きましょう。
【第3のポイント】商品・サービスは「選ばれる理由」が命!
この欄では、以下のような項目を求められます。
- どんな商品・サービスか
- ターゲットは誰か
- セールスポイント
- 販売戦略
特に注目したいのは、「なぜ選ばれるのか?」という視点。
似た業種が山ほどある中で、あなたのビジネスが成功する理由──それを「他社との違い」「自分の強み」で示すことが大切です。
たとえば…
◎【具体例】
・地元野菜を使った無添加カフェ → 健康志向×地域密着
・Web制作×元営業マン → 提案力のあるWeb制作
・女性起業家支援のコンサル → 自身の起業経験を活かす
このように、「なぜ自分なのか」が伝わるように書きましょう。
【第4のポイント】取引先・仕入先は「見込み」でOK!
最後に「取引関係」。ここでは主に以下が求められます。
- 販売先
- 仕入れ先
- 外注先(ある場合)
「まだ始めてないから書けません…」と悩む方も多いですが、ここは「予定」で構いません!
重要なのは、「なぜその相手と取引できる見込みがあるか」を伝えること。
◎【良い書き方】
・前職で取引実績があった
・親戚や知人が関係している
・すでに打診済み、内諾あり
・SNS等を通じて見込み客がいる
単なる「希望」ではなく「根拠のある予想」として書くのがコツです。
【まとめ】“思い”と“準備”が伝われば、公庫も応援してくれる!
いかがでしたでしょうか?
創業計画書は、事業の未来を描く「設計図」であると同時に、あなたという人物のプレゼンテーションでもあります。
面談では、書いた内容がベースになります。だからこそ、自己流で悩むより、信頼できるアドバイザーに相談しながら、しっかりと仕上げていくことが、成功への近道です。
【動画を見て学ぼう!】
今回ご紹介した内容は、すべて下記の動画から実際に見ることができます。
- 実際の創業計画書テンプレートを使いながら解説
- 審査官目線での「OK例」「NG例」
- 優しく実務的なトークが分かりやすい!
面談の雰囲気や書類作成の勘どころを知るには、動画の視聴がとてもオススメです。後編では、右側(売上予測や資金計画)について解説されるとのこと。こちらも見逃せません!
【最後に】無料相談、ぜひご利用ください!
「創業計画書って難しそう…」
「自分の書き方で合ってるか不安…」
そんな方には、無料相談がオススメです。
・あなたの事業にあった書き方
・面談での伝え方
・創業融資の最新情報
専門家と一緒に、通る創業計画書を作っていきましょう。お気軽にご相談くださいね。
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