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こんにちは!
いつもありがとうございます。
V-Spiritsグループ代表で、
爆アゲ税理士の中野さんです。
先週の続きです。
ドラッガーの
「イノベーションの7つの種」
———————
(1)予期せぬもの
(2)ギャップ
(3)ニーズ
(4)産業構造の変化
(5)人口構造の変化
(6)意識の変化
(7)発明・発見
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私(中野さん)の事例で
さらに見ていきましょう。
今度はどんなきっかけで
新規事業を生み出してきたかです。
起業して5年ほど経った2012年。
新聞で「ある情報」をキャッチしました。
政権交代で誕生した
民主党政権が小さな中小企業の支援を
強化しようとしていること、
中小企業はどんな悩みがあるのか、
全国で地方会議(“ちいさな企業”未来会議)
を開き、聞いて回る予定だというのです。
その一環で、
“ちいさな企業”未来会議の「サポーター」
を採用し、意見募集もするというのです。
早速、私はこれに応募し採用されました。
会議が何度も開催される中で、
中小企業の悩みが何か、だいぶ見えてきました。
それは、
・中小企業は資金調達の悩みが大きいこと
・新規事業を生み出すだけの資金もないこと
・特に創業時はお金がないこと
・中小企業の相談先としては
金融機関や税理士が
期待されているということ
です。
そこから導き出されそうな政策の情報も
真っ先に入ってきました。
国がいままで行ってきた補助金は
大企業向けが大半だったのに、
これからは中小企業向けや起業家向けの
補助金がたくさん創設されるということ
「経営革新等支援機関=認定支援機関」
の制度が新たに整備されるということです。
正式発表と同時に私は動きました。
1「創業補助金」という新しい補助金の情報発信
2「創業補助金」のSEO対策
3「創業補助金」の支援体制を
中小企業診断士と組み整えること
つまり、
【中小企業向けの補助金支援】
という仕事が世の中にまだ無かったときに
それをいち早く生み出したということです。
さらに日本で一番早く情報提供するとともに
当時連載していた
大企業のメディア(メルマガ)などでも
いち早く速報していきました。
爆発的な問い合わせが連日続き、
一日30件とか問合せが入る日々が続き、
実務的にも対応が大変になる状況です。
なにせ、いままで無かった仕事を
生み出したわけですから全部手探りです。
証明書を発行してもらう必要がある
金融機関の人ですら、そんな制度も知らないので、
啓蒙活動から入る必要があります。
なんとかこれをこなしながら
1年、2年と経過していきました。
これを振り返り
ドラッガーの
「イノベーションの7つの種」
に当てはめてみましょう。
そもそもが、最初に新聞情報を得た
(1)予期せぬもの
でもあるし、
世間が全く新しい情報を知らない段階で速報していった
(2)ギャップ
でもあるし、
一連の政策変化が
(4)産業構造の変化
でもあり、それを捉えられた
ことが勝機につながったということにもなります。
これがいま、弊社で力をいれている
中小・中堅企業向け補助金支援
のサービスにつながっていくことになります。
次回、他のケースでも見ていきます。
お楽しみに!
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