
こんにちは!
いつもありがとうございます。
V-Spiritsグループ代表で、
爆アゲ税理士 中野さんです。
起業や新規事業における
「お客様は誰なのか」の続きです。
STPについて、順に検討していきます。
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(1)S→Segmentation(セグメンテーション)
(2)T→Targeting(ターゲティング)
(3)P→Positioning(ポジショニング)
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前回から
(3)P→Positioning(ポジショニング)
についてお伝えしています。
ポジショニングとは、その名のとおり、
業界全体の中で見たときの、自社の位置づけです。
これは学問の世界でですが、
かつてポジショニングについて大論争がおきました。
ポーターとバーニー、2人の経営学者の
以下のような争いです。
経営戦略を考える際、
A)ポジショニング
市場の中で自社の位置
(優位になれるポジションを探し事業をすべき)
と
B)ケイパビリティ
自社の能力や得意分野
(得意なことで勝負すべきで
市場でのポジションはあまり重要ではない)
ポジショニング派とケイパビリティ派
真っ二つに割れて論争したといいます。
みなさんはどっちが大事だと思いますか?
答えはひとそれぞれで良いと思っています。
私自身は、自分の経験や多くの起業家のビフォーアフターを
見守ってきた経験からすると
一番大事なのは「ケイパビリティ」だと思います。
やっぱり並外れた得意なことで
勝負しないと市場で埋もれますからね。
そのうえで、
「ポジショニング」もしっかりと考え、
できれば「ガラ空き」のポジションを見つけ、能力をフルに発揮し、
他を寄せ付けない展開を目指すべきだと考えています。
どんなビジネスでも同じですよね。
詳しいことは、また、次回につづきます。
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