
こんにちは!
いつもありがとうございます。
V-Spiritsグループ代表で、
爆アゲ税理士 中野さんです。
起業や新規事業における
「お客様は誰なのか」の続きです。
STPについて、順に検討していきます。
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(1)S→Segmentation(セグメンテーション)
(2)T→Targeting(ターゲティング)
(3)P→Positioning(ポジショニング)
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(2)T→Targeting(ターゲティング)
の続きです。
前回まで、
ターゲット層やペルソナ像を設定
してみよう!
ということをお話ししてきました。
それにはどんな効果があるのでしょうか?
ターゲット層やペルソナ像を設定しないまま
なんとなく商品・サービスを構想していったらどうなるか、
マーケティングを考えていったらどうなるかを
考えてみればよくわかります。
前回までの例で考えてみます。
スポーツジムの例です。
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■ターゲット層
豊島区東池袋周辺に住む
20代~40代の男女会社員
平日夜、会社帰りに利用してもらうと想定
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■ペルソナ
豊島区東池袋1丁目24番1号に住む
ヤマダ太郎さん 40歳
コンサルティング企業勤務の会社員
30代後半より管理職となり、
仕事が忙しい中で運動不足である。
健康診断ではいつも軽肥満と診断され
ちょっとヤバイと感じている。
退勤時間が遅く、自宅近くの池袋駅に
帰ってくるのは毎日22時くらい。
30分以内で着替えなども持たずに
気軽に運動できるような
スポーツジムがあったらいいなぁと考えている。
月の小遣いは5万円。
できるだけ安いジムを探している。
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上記を考えない場合、
以下のような経営判断をしてしまう
可能性だってあります。
・営業時間は朝9時~夜20時
・プロも使用するようなバーベルなど
上級者向けの用具ばかり揃える
・月額料金は1.5万円~
・(月)~(木)の新聞折込広告で宣伝する
どれもターゲット層や
ペルソナが求めるものとズレていますよね。
・帰りが遅い人が利用できるよう
営業時間はもっと遅くまでやるべきだし
・初心者でも入りやすい器具を置きたいし
・月額料金も、もっと抑えたいし
・忙しい平日の折込チラシは見ない可能性があるため、
スマホ検索やSNSで知ってもらうことを考えたいですよね。
ターゲット層やペルソナ像を設定することにより
こうしたズレを発生させず、
ピッタリとニーズにあった商品・サービスを
送り出すことができるというわけです。
詳しいことは、また、次回につづきます。
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